私たちの生活の中には、文字や音声、映像といった多くの情報であふれています。
インターネットの普及により、海外の情報も素早く手に入れられる時代、
膨大な情報が行き交う中で、正確な情報だけを発信し、取得したいものです。
今回のテーマは『ニュース翻訳』についてです。
ニュース翻訳のポイントニュース翻訳で一番重要なのは読者にとって分かりやすい文章であることです。
正確性は大前提であるとして、読者が読みやすいよう翻訳する必要があります。
例えば、英語の記事を日本語に翻訳する場合、日本語の記事として読める記事に直さないと、
直訳では読みづらい記事になってしまいます。
英語のニュースの特徴として、
日本語では1文で書かれる文章を数か所で区切っていくつかの文章に分けて書かれます。
なので、英日翻訳の際は、いくつかの文章を1つにまとめ直す必要があります。
そのニュースのポイントを理解し、
いろいろな情報をひとつにまとめて文章にすることで
日本人が読んでも違和感のない記事が出来上がるのです。
逆に日本語の記事を英語に翻訳する場合は、
たくさんの情報が詰め込まれた文章をいくつかの短い文章に分割します。
ニュースの記事で大切な点は「5W1H」、
つまり「誰が、いつ、どこで、なぜ、何を、どのようにしたか」ということを明確にして、
分かりやすく読者に伝えることです。
これは情報の信頼度を高めるためにとても重要なことです。
だから、ニュースの翻訳には凝った表現は必要ありません。
情報をいかに正確に、分かりやすく伝えるかということが一番重要になります。
専門知識と調査力ニュース記事のジャンルは様々です。
経済、政治、スポーツ、エンタメ、IT、文化関連などの記事を翻訳するには
各分野の専門知識が不可欠です 。
その記事がなぜ書かれたのか、
その意味や意義をきちんと理解していないとその記事の重要性が伝わりません。
ニュース記事が何を伝えようとしているのか本質を見抜き素早く理解するためには
専門的な知識を持ち、バックグラウンドもある程度理解している必要があります。
しかし、世界中で次々とニュースは生まれ、
日々技術は発展しているのですからどれだけ専門知識を持っていても知らない事 はでてきます。
そういった場合に「言語知識」「内容理解力」を補うものとして欠かせないのがリサーチ力です。
不明な点についてリサーチし情報を収集して知識に組み立てる力が翻訳者には求められます。
そしてニュースですから 、訳文の質に加え、翻訳のスピードが重視される分野でもあります。
語学力、専門知識、調査力、文章力、スピードが一度に求められるニュース翻訳ですから、
やはりニュース翻訳はプロに任せるのが最良と言えるでしょう。
信頼度の高い記事を6月18日の大阪府北部の大震災では、被災した訪日外国人たちが情報を得る手段が少なく、
ツイッターやWeiboなどのSNSを活用して情報収集している様子が伝えられました。
しかし公式情報がうまく拡散できなかったケースや、
正しい情報不足からデマが拡散してしまったケースもあったようです。
自治体やDMOがインバウンド向けにTwitterやWeibo(微博)などのSNSを活用する動きは増えていますが、
うまく情報が伝わらなかった・炎上したというトラブルも増えています。
最近は機械翻訳も発達し、すぐに翻訳できるという便利な一面もありますが、
その翻訳が間違っていた場合、間違った情報を流し、
かえって混乱を招いてしまうということも考えられます。
このことからも正しい情報をすばやく発信することがどれほど大事であるかが分かります。
インターネットやSNSなどで翻訳したニュース記事などの情報を発信する際には、
普段から正確で誤解を招かない分かりやすい文章で発信しましょう。
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