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日本人が間違いやすい英語

2018-06-05

 現在の世界の全人口は約70億人。そのうち英語を実用的に話す人口は17.5億といわれ、世界で一番話されている言語です。世界的にみると4人に1人は英語を話しているということになります。
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グローバル化する日本社会においても英語の重要性は高まっており、義務教育の段階も含めるとほとんどの人が1度は英語を習った経験があると思います。義務教育で少なくとも5年、またはそれ以上学んでいるにもかかわらず、多くの日本人が英語を苦手としています。その理由の一つに、英語日本語間の大きなギャップが挙げられます。英語には日本語にはない言語概念があったり、表現法があります。 英語では少しの間違いでも全く違う意味の文章になってしまったり、通じなくなってしまうことがあります。


日本人にとっては外国語だからと理解してくれる人もいますが、そうでないネイティブは、とかく英語ができて当然だと思いがちです。とりわけネイティブに送る手紙やメールなどで英文を書くときに、日本人が初歩的な間違いをして、悪い印象を与えてしまったり、誤解を与えてしまうケースもあります。


マーク・ピーターセン著書の『続 日本人の英語』では英語表現のルールをその元となっている感覚や論理から説明しています。日本人が書きがちなおかしい英文とそのおかしな点を挙げているのでカタコト英語脱出、よりネイティブに近い英語習得にお勧めの一冊です。
『続 日本人の英語』からいくつか日本人が間違いやすい英語をご紹介したいと思います。


"sore legs""the sore legs"


「彼は脚が痛い」という内容を"He has a sore leg.""He has sore legs."と表現することはあっても"He has the sore leg.""He has the sore legs."と表現することは、ずいぶん特殊な文脈でない限り有り得ない。


後者の例があるとすれば以下のケースが考えられる。 病院の3人部屋でAという患者が脚が痛いと言ってマッサージを頼んだ。セラピストはAを無視してBという患者のところに行く。そこでBは"Wait a minute. He has the sore legs."(ちょっと待ってください。脚が痛いと言っているのは、あっちですよ。)と言う。


"the sore legs"というのは、Aが痛いと言ってマッサージを頼んだ時点で決まっていた「その脚」を示す。要するにこの使い分けは、単なる抽象的問題ではなく、例えば、日本語の「は」と「が」の使い分けと同様に、英語の論理の基本である。  


"my dog"としか言えない理由


"I was out walking my dog."(犬を散歩に連れて行った)については、消去法で所有代名詞の"my dog"という形で犬を表現するしかないとしている。


冠詞も代名詞もない"dog"であれば無冠詞の動物が食肉を表わすことから一見訳の分からない文章になってしまい、ピーターセンの私見をしいて言えば、せいぜい「犬肉の詰め込まれた乳母車を押しているようなことぐらいは思い浮かぶ」と解釈できる程度である。だからといって"a dog"とすれば「ある犬」という意味になり、"the dog"といえば「大体、どの家にでもファミリー・ペットとして飼われているもの」という前提を意識したニュアンスになってしまう。

 

単数形と複数形


単数形か複数形かという問題は、実際の数や量よりも「ものを一つ一つとして意識する意味があるかどうか」と解説しており、これを「数意識」の問題であるしている。


例え話として「シャンプーのCMモデルの髪が2、3本抜けても全く気が付かないが、同じモデルの歯が2、3本抜けたらかなり気になるであろう」という話を挙げている。


 

"expect"の意味合い


ピーターセンは「期待している」という意味の言葉について「同じ気持ちを英語で言えば、looking forward to with hopeful anticipation ということであろう。


しかし、expectは、とくに hopeful でも unhopeful でもなく、単に中立的な表現で、『予期する、あるいは、当然なこととしてそうなるだろうと思う』という意味に近い。"We expect a war."といえば、戦争を期待しているわけではない。予期しているだけである」とまとめている。 


マーク・ピーターセン. (2017, October 18). In Wikipedia. Retrieved 00:05, October 18, 2017, from 



今回ご紹介した『日本人の英語』では英会話よりも英作文におけるヒントに重点が置かれてまとめられており、英語で文章、論文を書く人にとっては非常に参考になる内容です。 「なるほど、そういうことだったのか。」と感心するとともにネイティブとの感覚の違い、言語間のギャップを突き付けられます。


失敗できない重要な論文やビジネス関連の書類、法律関連の書類などはやはりプロの翻訳者や信頼できる翻訳会社に依頼するのが得策と言えます。


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